和田秀樹の“最終最強”知的生産術

和田秀樹の“最終最強”知的生産術 (Mainichi Business Books)
和田秀樹の“最終最強”知的生産術 (Mainichi Business Books)和田 秀樹

毎日新聞社 2008-06-28
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最近はビジネス書よりも技術に関する書籍(特にタイトルに「クラウド」とついているもの)を優先的に読んでいます。

そんな中で、たまたま目に留まったのがこれ。ということで、気になったところを。

  • 頭がいい
    • 問題解決能力が高いかどうかで決まる。より幅広いシチュエーションの問題に対して、より妥当な答えが出せる人こそ頭がよい。
  • 記憶のプロセス
    • 第一段階 - 理解と注意
    • 次の段階 - 貯蔵(保持)
    • 次の段階 - 出力(想起)
  • 推論の幅を広げる
    • 他人の立場に立ってものを考えてみる
    • 今の考えと逆を考えてみる
  • メタ認知
    • メタ認知的知識 - 自分の知識状態(得意・不得意)を知る
    • メタ認知的活動 - 自分の認知パターンをモニターし、自分の思考や知識状態を修正する
    • メタ認知力をつけるには、習慣や態度がもっとも大切
  • 理系発想

    • 実験や統計的な裏づけのほうが大切だという考え方をすること。試しにやってみてうまくいけば、それを全店でやってみる。駄目ならすぐにやめて別の仮設を試してみる
  • 傾向と真の命題を区別する
    • 100%そうなのか(真の命題)、単なる傾向や確率の高さを示すものなのかを区別する
  • 知的体力の三要素
    • 仮説や提案をいくつも思いつける知性
    • 実際にあれこれと試してみる体力
    • うまくいかない際に、それでも続けられる精神力
  • 不安
    • 振り回されるのではなく、それとつきあっていればいいのだという逆転の発想があれば、そう怖いものではない
  • 感情のコントロール
    • 食事において、より多くの品目を取る
    • 肉を取らなさ過ぎると、セロトニン不足になりやすい
    • うまくいかない際に、それでも続けられる精神力
  • 自分なりに知識を加工して得られた新たな知識は、自分のオリジナルの引き出しとなる
  • スキマ時間にやれる仕事を持つ
  • 時間あたりの効率性を意識する
  • 外面を変える、行動を変えることは予想以上に人間を変える
  • 一冊の本を速読するのではなく、一部を熟読する
  • 出力できる知識を増やす方法としては、それを実際に出力してみることである
  • 自分の長所を前面に出せば、できるように見せるのはそう難しくない
  • 負けから学ぶ
  • 相手の自己愛を傷つけない、相手の顔に泥を塗らない